私とKAT-TUN
そもそも。私は重度のバンギャで。
今はもう片足の指先がちょこっと浸かってる程度だけど、昔はもう首までどっぷり、溺れる寸前。
そんな私がなぜhyphenになったのか。
あれは2006年夏のこと。月9番宣に出ていたかめなしくんに一目惚れした。
あの時の衝撃を今でもはっきり覚えてる。
なんだこの弟キャラは!惚れてまうやろー!
ここからは完全なる持論。
正直、この時点ではすぐに引き返すつもりだった。
うえだくんなかまるくんと同い年な私はこの時すでに22歳、昔からジャニーズが好きならともかく、今更ハマるなんてないでしょ、と思ってた。
そうこうしているうちに起きたあの事件。そう、あかにしさんの留学。
この件以降、私の目に映るかめなしくんは「KAT-TUNのために全力で個人の仕事を頑張る優等生」だった。でも、頑張って何もかもうまくいくなら、ただの優等生なら、きっと何も魅力を感じなかった。
かめなしくんの、どんなに頑張ろうとも報われるとは限らない、それでも走り続ける姿が堪らなかった。頑張って頑張って、築き上げたものが崩れたりして、それでもまた立ち向かっていく泥臭さ。なんて魅力的なのかしら。
そんなこんなで、リアルドリームボーイズを突き進むかめなしくんが私は大好きです。
しまった!タイトルが「私とKAT-TUN」なのにうえだくん、なかまるくんが全く出てこない!ま、いっか。
Re:Start
4/29の話。
6年ぶりにKAT-TUNを見てきた。
最初はね、しばらく見れなくなってしまうなら見ておこうかな、っていう軽い気持ちで。
6年ぶりなのに、初めてのアリーナ席で。わーステージ近い!ちゃんと人として認識できる距離!なーんてわくわくしてた。
ところが。
始まってみたら、3人の存在感に、醸し出される空気に、あっという間に飲み込まれてしまった。
Jr.もいない、バックには誰もついていない、3人だけが作り上げる空間。
こんなにも圧倒される世界観を持っているのに、充電なんて必要あるの?
MCの内容は昔から大して変わっていない。
演出が特別派手だったわけでもない(UNLOCK除く)。
一番進化していたのは歌。
恐らく、3人の覚悟が、想いが、すべて込められていた。
あんなにも胸が締め付けられる歌を、私は知らない。
見納めのつもりで行ったはずなのに、すっかり引き込まれてしまった。
またhyphenに逆戻り。おかしいな?青春を終わらせるはずだったんだけどな。
しばらくKAT-TUNを見れなくなる寂しさや悲しさ以上に、充電期間を経て復活する時が楽しみで仕方がない。そう思えるライブだった。